清陵学園 文化祭のしおり(セッション事前説明)


GM:
今回のシナリオはシノビガミ好きの一部界隈では伝説の「楽園」なのですが、残念ながらGMはクソザコGMなので
やさしく「クソGM」って呼んでくださいね

PL1:
なるほど?

PL2:
任せて

GM:
今回は、ロールプレイに自信のあるシノビガミPLという募集に集まってくれたメンバーなので。とても期待しています(捏造)

PL3:
容赦ない捏造

PL2:
いや聞いてない聞いてないです

PL1:
歴史改変されてる、やばい

PL4:
シノビガミの秘密でよくある、本人も知らない過去がいつの間にかできてるやつ……!


GM:
コホン、では 大事な説明開始

GM:
今回のPCは、全員高校生で作ってください。それも「普通の高校生」です
普通だけど、なぜか忍者の力を持っている。けれど、忍者の世界のことはなにも知らない

GM:
「僕/私、なぜか不思議な力が使えるんだけれど、これはなんだろう…」くらいの認識の高校生、という感じです

PL2:
忍術が使える普通の高校生はーい

PL3:
斜歯忍軍のキャラだと「俺、なぜか身体が機械なんだ……」とかなっちゃう

PL4:
ブレーメンは・・・?

GM:
まあ、そのあたりはうまいこと設定つけて、周囲からの見た目は普通の高校生に見えるということに…
あ、でもNo.9とかだと設定ちょっと困るかな…まあそのあたりは個別に要相談

PL2:
キャラクターは忍者の世界のことを知らないけれど、忍術や奥義は普通のキャラメイクと同じでいいよね?

GM:
はい、能力としては普通のキャラシート作成と変わりなくお願いします。新規の中忍です


GM:
さてシナリオの舞台背景。普通の高校生である皆さんは、普通に楽しく、普通の高校生活を送っています
シナリオの舞台は9月30日。文化祭の前日の準備日になります

GM:
今日は1日授業もなくて、みんなでワイワイ大騒ぎしながら明日からの準備をしている
そんな日が物語のスタート

PL1:
ふむふむ、懐かしい

GM:
皆さんは校内では同じ部活/団体/同好会に所属していて、文化祭でも一緒に何かの活動をする予定です
全員が同じ団体に所属してないといけない、そういう設定の縛りがあります

PL3:
なるほどなるほど

GM:
だから最初に「君たちはどんな集まりなの?」というのを4人で決めてもらう必要があります

PL4:
バンドでも組む?

GM:
そういえばこのシナリオ本が出版された当時が、ちょうど某同好会アニメが流行っていたころで、
挿絵がバンド組んでる女の子たちの絵なんだよね

PL4:
発想がかぶってしまった!


GM:
そして、メンバー集めるときに「学園青春ラブジュブナイルシノビガミ」とテキトーに説明しておいたけれど…
これはまさにその通りで、青春ど真ん中のシナリオになっています

GM:
主題はずばり「LOVE」です。現代ものの学園で、君たちにはちょっとこれから恋愛してもらいます
なのでこう…その…PCの男女比についてはうまく4人で相談してご調整いただきたい…

PL2:
シノビガミあるあるで、同性に感情で愛情が出る図が今頭に浮かんでいるんだけど


GM:
もちろん同性間のラブもまったく問題ないです!そこは皆さんのモチベーション次第です
聞き及んだところによると男子高の設定で空手部で敢行した卓もあるとか

PL3:
すごい

PL1:
どう転んでも良いように、男女比5:5にしておこうか……!


GM:
あとは、部活を同じにすると、PCの趣味がかぶってしまうことになりやすいので、キャラ付けに困らないようにするなら
生徒会などの委員会であったりとか、もちろんクラスメートというのもありです

GM:
ちなみにあなたがた4人以外に、2人NPCが一緒の団体に所属します、メインキャラは6人ですね
ただし、別に人数的に6人しかいない部活とかそういうことにする必要もないです

GM:
大人数の中で『今回はこの6人でXXすることになりましたー』みたいな設定はいくらでも生やせますし
とにかく「普通の高校生」というシナリオテーマの上で、GMがハンドリングで泣かない程度に、どんな団体でもいいです

PL2:
じゃあそこはみんなで相談して決めましょう


GM:
それと関連して、もう一点、重要な特殊ルールについて事前にお知らせしておきます

GM:
今回のシナリオではPCの皆さんは、普通の「秘密」のほかに、特別にもうひとつ「秘密」を持っていただくことになっています

PL4:
へええ?

GM:
どういう秘密かというと…ぶっちゃけ「片思いの相手」です

PL3:
あまずっぱあああああああああ

GM:
今回のPCの皆さんは全員、確定的に秘密の片思いの相手がいます!

PL3:
それは、PCの中にということ?

GM:
正確には、PC4人にNPC2人を足した6人の中に、ですね。
公式ルールで、パーソナル秘密というのがありますが、その『告白』というやつのアレンジバージョンです


【パーソナル秘密『告白』】 ※今回は愛情限定
   キャラクター1人に対して「愛情」の感情を密かに抱く。
   この秘密が公開されると、秘密の持ち主は、そのキャラクターに対し「愛情」を獲得する。
   既に何らかの感情があれば「愛情」に変更される。
   ゲーム終了時に自分とそのキャラクターが互いに対して「愛情」を持っていれば、功績点を2点獲得。


PL2:
これ、相手は自分で選ぶの?

GM:
はい、もちろん自分で決められます。恋はーー他の誰にも止められないものだからね(ドヤ顔

PL4:
これはまぎれもなくクソGM

PL2:
お前こいつが好きだからな!って言われて同性ラブロマンスが始まるのかと

GM:
大丈夫、相手は自分の意志で選んでいただけます! だから、当日お互いのPC設定を見てからでないと決められない、というわけ

PL3:
珍しいパターンのシナリオではありますね

GM:
シナリオの根幹にかかわるかもしれないので、感情系の忍法を取得したい方は事前に相談させてください
ローカルルールで制限をかけさせていただく可能性が高いです

PL1:
本当に青春ものなんだね…シノビガミなのに






このような事前説明のあと、各卓のプレイヤーたちに準備をお願いしました。そして当日へ


現在3つのリプレイを掲載しています。下からお好きな卓を選んでお進みください。
ナンバリングはセッションを実施した順です。卓の進め方やローカルルールには、毎回少しずつ変更があります。
それらは各リプレイ内で説明しております。

  



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