ポケットに花びらいっぱい

「Ib」モチーフ シノビガミシナリオ セッションリプレイ
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Introduction & Opening開始前~導入フェイズ

開始前雑談~導入


PC1: みんな原作プレイ済み?
PC2: そだよ。今日もやってた。ヘッドホンしたらめっちゃ怖かった
PC3: だね>済み
GM: 今回、本当に初回しとなっておりますので、不手際等あるかと存じますが
GM: Ib既プレイでRPに自信のあるPLという募集に応えてくれた皆様なのでGMは大船に乗ったつもりで行きます
PC3: RPに自信のある……?
PC1: 聞いてない
GM: 言ってないからね()


GM: えーとまず、皆さま3名、開始時にそれぞれプライズを所持していますね

GM: 事前にそれぞれセルフカラーを決めていただいて…まずPC1こと上月アカネさんが橙色の薔薇

上月アカネ  名前:上月 アカネ
 薔薇の花の色:
 年齢:17 性別:女性 信念:忠 表の顔:学生
 階級:中忍 流派:常夜(比良坂機関)
 背景:【目撃者】【後援者】
 特技:謀術/《死霊術》《千里眼の術》《遊芸》《経済力》《調査術》《手裏剣術》
 忍法:【接近戦攻撃《手裏剣術》】【闇神楽《遊芸》】【補給《経済力》】【頑健】【揺音】

 比良坂機関の巫女の一人。死者の声を聞こえたり、災厄を予言する程度の能力を持っている。
 芸術に興味があり、今回も任務の合間にゲルテナの展覧会を訪れていた。





上月アカネ: はい


GM: PC2夜野イヨマンテさんが紫色の薔薇…

夜野イヨマンテ  名前:夜野イヨマンテ
 薔薇の花の色:
 年齢:17 性別:男 信念:忠 表の顔:学生
 階級:中忍 流派:世界忍者連合(ハグレモノ)
 背景:【気まぐれ】 ※長所未取得
 特技:忍術/《分身の術》《腹話術》《生存術》《異形化》《縄術》《瞳術》
 忍法:【接近戦攻撃《腹話術》】【血旋渦《縄術》】【影分身《分身の術》】【頑健】【ご当地戦法】

 感情の起伏が読み辛く、何かにつけ人のせいにしては怒り、泣き叫んで暴れる青年忍者。
 しかし甘いものには目がないため、お菓子をあげるとすぐに泣き止む。歌うのが上手い。
 人間不信の卦があり、不安を感じる時はクマのぬいぐるみを一時も離さない。
 忍者としての実力はまぁまぁあるが、本人はハグレモノである事実をあまり好ましく思っておらず
 他流派の忍者に嫉妬に近い憎悪を抱いている。


夜野イヨマンテ: よろしく


GM: 最後にPC3の安奈さんが朱色の薔薇…でよろしかったでしょうか

安奈  名前:安奈
 薔薇の花の色:
 年齢:14 性別:女 信念:我 表の顔:画家
 階級:中忍 流派:土蜘蛛(隠忍の血統)
 背景:【しもべの訓練】【政治的対立】
 特技:妖術/《鳥獣術》《呪術》《瞳術》《言霊術》《隠蔽術》《水術》
 忍法:【接近戦攻撃《隠蔽術》】【裏真言《言霊術》】【頑健】【鬼影】【袋蜘蛛《鳥獣術》】

 現政府を転覆させんとする集団「土蜘蛛」に属するシノビ。
 画家として「ゲルテナ展」にやってきたが、謎の空間に閉じ込められてしまう。
 最初は異様な世界に戸惑い、敵対するはずのシノビと連携しなければならないという事実に屈辱を受けたが
 次第に緊張の糸が解けてきている。己が描いた絵画と絵具を実体化させての攻撃を得意とする。
 絵具としては持参した実際の絵具から己の血まで様々用いる。【袋蜘蛛】で用いるのは「忍蟲」。


安奈: はーい(朱のバラをくるくると回す)

夜野イヨマンテ: ちょうど赤・青・黄ベースの色になっていていいですね
夜野イヨマンテ: みんな仇敵どうしになってしまった
上月アカネ: ぷるぷる、私は悪い比良坂じゃないよ
上月アカネ: 朱音ちゃんは、比良坂だけど怪文も沈黙も持ってないよ・・闇神楽で情報拾ってくる優しい子ですよ・・・

GM: Ibモチーフの3人シナリオなので当然……………えー、協力型です!
特殊型です(事前にPLにも周知済み)

安奈: わぁやったねぇ いっしょにがんばろうねぇ(棒読み)
上月アカネ: みんな一緒にがんばるぞいっ(棒読み)
夜野イヨマンテ: おーっ(棒読み)

GM: それでは、開始します




怪しくも美しい作風で知られる芸術家ワイズ・ゲルテナ
その暗く謎めいた作品に、闇に生きる3人の者たちが心を捕らえられた

PCたちは任務の合間の僅かな休暇を利用してゲルテナの展覧会を訪れ、
心を惹かれた絵に見入るうちに謎の空間に閉じ込められてしまった

薄暗い無人の美術館に作品たちが不気味に蠢き時に襲い掛かる、ここはいわば「ゲルテナの世界」
流派も因縁も一時休戦とするより他なく、身を寄せ合って脱出の手だてを探し続けて既に数日
3人の胸には、現代に潜む忍としての冷たい日常を離れた奇妙な静穏と
得体の知れない罠を共に潜り抜けてきた他の2人との連帯感が芽生え始めていた

だが、いつまでもこうしてはいられない。タイムリミットが近づいている

世界の出口は、どこにあるのだろう――




赤い眼のGM: 分厚い雲がどんよりと垂れこめた昼下がりに、とある美術館を訪れた
赤い眼のGM: ――そこまでは、よく覚えている
赤い眼のGM: あれから、何日が経ったのだろう ――1週間? いや、まだ1日くらいなのだろうか?
赤い眼のGM: ここには、それを教えてくれるものはない

赤い眼のGM: 休暇で訪れた美術館から、不思議な空間にそれぞれ迷い込んでしまったあなたがた
赤い眼のGM: 彷徨い始めてから、だいぶ時が流れたような気がします
赤い眼のGM: あなたがたはいま、同じ部屋に立ってためいきをついています

赤い眼のGM: これでもう何度目か ――また、辿り着いてしまった天井の高い暗い展示室
赤い眼のGM: 巨大なカンバスに描かれた女の絵の下の壁には、赤い絵の具でメッセージが描かれている

赤い眼のGM: 「バラとあなたは一心同体 命の重さ 知るがいい」



赤い眼のGM: さて、探索に疲れたあなたがたはこの部屋で座り込んでいます

安奈: 「っはぁぁぁ……」 朱のバラを胸ポケットに刺した女性が壁にもたれ込む
上月アカネ: 「・・・・・」 不安そうに自分の橙のバラを抱えている
夜野イヨマンテ: 「とんだ無駄足でしたね。徒労という言葉の成り立ちを思い知った気分ですよ」
上月アカネ: 「はい・・・出口はいったいどこにあるのでしょう・・・」
安奈: 「そうよ、あの道右に曲がろうって言ったの誰よ……」
上月アカネ: 「す、すいません・・・」
夜野イヨマンテ: 「クラピカが右っていってたから右!なんていうからですよ。そもそも誰ですかその人」
上月アカネ: 「私が駄目なばっかりに・・・ごめんなさい、ごめんなさい・・・」
安奈: 「まぁ責任の押し付け合いしたってダメよねぇ……ましてや仇敵同士で」
安奈: こめかみに手を当て、溜息を付く

上月アカネ: 「あぅぅ・・・・」(申し訳なさそうに下を俯いて
夜野イヨマンテ: 「押しつけ合い? そう、見えます?」
夜野イヨマンテ: 「ボクは事実を繰り返しただけですよ。ねぇ? ケン」
赤い眼のGM: ケン…?
安奈: クマのぬいぐるみがイヨマンテの横に……抱いてるのか……
"ケン": (クマのぬいぐるみがぎゅうぎゅうと抱きしめられている)
夜野イヨマンテ: これは頑ケンです(盾
上月アカネ: ヌイグルミが盾だった
安奈: それ盾かよ……
赤い眼のGM: 生命力2あるヌイグルミって怖い
上月アカネ: 怖い

安奈: 「見えても見えなくても私はそう思ったのよ……ってまた?」
安奈: 「誰も居ないのに語りかけるのやめてよね……ただでさえ怖いんだから、ここ」
安奈: 遠くを見渡せばブラックホールのような暗い空間
夜野イヨマンテ: 「怖がりですね。貴方も」 にやにやと嗤う

上月アカネ: 「と、とにかく、もう一度探索して出口を探しませんか・・・?」
安奈: 「そうね、その通りよ」アカネに賛同し、壁から背中を放す
安奈: 「ここから絶対に、抜けだして見せるんだから――」
夜野イヨマンテ: 「ですね。アカネさんをいじめるのにも飽いた頃です」
上月アカネ: 「えぇぇ・・・・」
安奈: 「で? なんか手がかりはないの? 脱け出す手がかり」


オープニングフェイズ


赤い眼のGM: さて、そんな感じで探索再開する前に、皆さんはこれまでの状況を整理する
赤い眼のGM: すると、あなたたちには、このおかしな美術館を歩きまわっている間にそれぞれ
赤い眼のGM: "なぜか気になった作品" があったことを思い出す
赤い眼のGM: アカネさん、良きタイミングで1d3を振ってみてください
上月アカネ: はーい

安奈: 「……変な絵ばっかよね、ここ」
夜野イヨマンテ: 「変な絵が多いってのには同意しますね。なら、絵を調べましょうか」
上月アカネ: 「あ、そういえば・・・実は一つ気になったことが・・・・」

上月アカネ: 1d3 ShinobiGami : (1D3) → 3

赤い眼のGM: では、アカネさんが気になったのは『彼岸』と題された絵画です

『彼岸』: 背中を向けて去ってゆく人間が描かれている
『彼岸』: その姿はぼんやりとしており、人数も性別や年齢も、見る者によって違いが出そうだ
『彼岸』: じっと見つめれば見つめるほどに……



『彼岸』



赤い眼のGM: アカネさんは、なんとなくその絵が気になっています。理由は投げっぱなしジャーマン

上月アカネ: 「確か・・・そう『彼岸』という絵画です。死の向こう側、彼岸に近づく人の姿・・・」
上月アカネ: 「私が常夜の巫女・・・だからなのかもしれませんが、あの絵にはとても気になりました・・・」

夜野イヨマンテ: 「……どうして、そういうのもっと早く言わないんですか」
夜野イヨマンテ: 「ボク、驚きましたよ。比良坂の秘密主義は緊急時まで適用されるんですね」
上月アカネ: 「す、すいません。すいません・・・」 申し訳なさそうに何度も頭を下げる
安奈: 「まぁまぁ、これが気になるってんなら調べてみましょうよ、他には?」



赤い眼のGM: はい、ではイヨマンテさん、1d2

夜野イヨマンテ: 1d2  ShinobiGami : (1D2) → 1

赤い眼のGM: イヨマンテさんが気になったのは『嘘をつく窓』と題された絵画です

『嘘をつく窓』: 極彩色の絵具が飛び散るように描かれた大きな絵画
『嘘をつく窓』: 目を凝らせば、たくさんの人々が思い思いに歩いているようにも見える



『嘘をつく窓』



赤い眼のGM: 天井の高い展示室の壁にかかっていた、数百号はありそうな非常に大きな絵でした
赤い眼のGM: イヨマンテさんの印象に強く残っています

夜野イヨマンテ: 「ボクとしては嘘をつく窓。ですかね。タイトルと絵で全く整合性がない」
夜野イヨマンテ: 「あれ自体が脱出口。・・・・なんて甘いオチはないと思いますが、調べる価値は十分でしょう」
安奈: 「ああ、あったわね、タイトルが嘘ついてんじゃないかってやつ」
上月アカネ: 「嘘をつく窓・・・確かゲルテナ評論家の人達の間でも賛否両論分かれる作品ですよね・・・」


赤い眼のGM: 最後に安奈さん

安奈: 1d1 はーい  ShinobiGami : (1D1) → 1

赤い眼のGM: 安奈さんが気になった作品は…タイトルが黒く塗りつぶされており、読み取れませんでした


『■■■』


『■■■』: 赤と黒に塗りつぶされた画面
『■■■』: しかし異様なのは、中央にぼっかりと開いた白い空間
『■■■』: 手を伸ばして触ってみればわかるが、それは元々描かれていた絵ではない
『■■■』: そこは油絵具が剥がれ落ち、キャンバスが剥きだしになっている
『■■■』: そして絵からはみ出すように、壁に赤い絵の具が溶け出している

赤い眼のGM: 小品といったサイズでしたが、その異質さは目立っていました。1d1振ってくれてありがとうw

上月アカネ: あっ(察し
夜野イヨマンテ: 「安奈さん、どうです?気になった一作品くらいあるでしょう?」
安奈: 「……タイトルが無く、絵自体が欠けてる絵があったわね」
夜野イヨマンテ: 「ああ。描いていないというよりも・・・描いたものが抜けおちた・・・そんな絵でしたね」
安奈: 「ゲルテナの作品にああいうのあったかしら? ちょっと気にかかってるのよね」
上月アカネ: 「・・・そうですね。私、あんな作品、聞いたことがありません」
安奈: 「ここまで色々調べてみて無理だったんだから、それぞれ調べてみるのもありかしらね」うぅむと腕を組む


赤い眼のGM: さて、システム面で言うと
赤い眼のGM: NPCならぬNPA(Non-Playable Art)として、今の3枚の絵が追加されます

安奈: NPA
上月アカネ: のんぷれあーと

赤い眼のGM: 『彼岸』『嘘をつく窓』『■■■』の3枚のNPAは、それぞれ【秘密】を持っています
赤い眼のGM: あなたがたは、これを調査することができます

赤い眼のGM: さらに
赤い眼のGM: 1d3  ShinobiGami : (1D3) → 2

赤い眼のGM: はい「嘘をつく窓」の【居所】を皆さんは入手しました

安奈: 居所があるのか……
上月アカネ: 夜見とってけおば・・・

赤い眼のGM: あっ
赤い眼のGM: すみません、大事なこと言い忘れてたことに気づきました

赤い眼のGM: 1サイクル目開始前に全員、互いの【居所】を入手しています、とシナリオシートに書いてあった
赤い眼のGM: てへっ☆

夜野イヨマンテ: まあ隣いるしねぇ
赤い眼のGM: 皆さんは数日間?を共にしてきたので、それぞれの【居所】を把握しています!
安奈: わーい☆
上月アカネ: はーい、戦闘こわい
安奈: でもこのシナリオきょうりょくがただからなーそんなせんとうなんておこるわけがないからなー

赤い眼のGM: それでは1サイクル目を開始していきたいと思います


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