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 クライマックスフェイズ のオープニングのようなもの


GM: シノビガミシナリオ「楽園」クライマックスフェイズを開始します

九十九梓: ちなみに場所は「学校」なの?

GM: 「いいえ」

九十九梓: 絶望のまなざし
九十九梓: いいもん飲むもん飲むもん >学校じゃない

GM: 学校は作り物の世界だったし、パリーンしちゃったからーー

九十九梓: 全力で学生っぽい奥義にしてたのに!!!!!

GM: 演出カエテモイイヨ?

茅吹槙奈: 私は秘密で既に忍者ってわかってたから忍者っぽい奥義だゾ

九十九梓: 奥義名だけでも変えよう

GM: じゃあちょっと最初のOPというか現状説明をいれるのでしばし



世界が壊れて 現れたのは闇だった
ずっと訪れなかった夜空の下に 6つの人影があった

ガラスの破片のように、こまかい光の粒ーー世界の欠片がーー
いかにも幻想的に周囲に降り注ぐ中、君たちはすべての記憶を取り戻す


あなたたちの中で、これまで断片的でしかなかったさまざまな記憶の欠片
それがすべてひとつに繋がっていく

あなたがたは流派を超えて集められ、ふたりの忍者を倒す使命を受けた
その忍者の名は「月読」と「契兎」

「月読」は、恐ろしい秘伝書を盗み出したという

「なんとしてもアレを完成させてはならない」

その強い命令が脳裏を過る

あなたがたは思い出す

荒廃した街の、廃ビルの屋上、ついに月読を追い詰めた夜

激しい忍術の応酬の中で倒れる者も居た、血を流す者も居た
あなたがたは犠牲を払いながら、あと一歩のところまで月読を追い込んだ

しかし、最後の最後

「月読」が秘伝書の忍術を発動した


「時檻」という名の忍術をーー




GM: そしてこの瞬間、あなたたち全員はすべて思い出します

GM: 自分がずっと昔から忍者であったこと
GM: 受けていた忍務のこと

GM: 高校生活がすべて偽の記憶であったこと
GM: 幼馴染なんて、居なかったこと

GM:  ぜんぶ、思い出しました

葉隠清三郎: なるほど、大体予想と合ってた

御預イートユーマディ: いなかったのかーー!!!

茅吹槙奈: イナカッタンダー

御預イートユーマディ: そこだけ本当だと思ってた・・・!
御預イートユーマディ: わたしの秘密全部嘘じゃない!


GM: 気づくと、幻の世界を脱したあなたがた全員は姿が変わっています
GM: 存在しない学校の存在しない制服から
GM: それぞれのシノビとしての衣装に戻っていることでしょう

GM: シノビ会話が入るけど、この後のバトルにおいて結構重要なので
GM: RPに自信ニキの皆さんのドラマ力に期待しています

葉隠清三郎: 洗脳され終わった後でも入る捏造>RPに自信ニキ

GM: あなたがた4人に対するように、2つの人影がある

GM: 水波カヲルと諸星真琴、そう呼ばれていた2人
GM: 2人も、真の姿を現します

葉隠清三郎: ああそうだ、シノビ(PC含む)たちの本当の年齢は高校3年生なの?

GM: 全然縛ってない

茅吹槙奈: 私は17だよ、御斎だし
茅吹槙奈: あずちゃんはめっちゃ歳いってそう(隠忍への偏見)

葉隠清三郎: じゃあ28にしよ

茅吹槙奈: めっちゃ顔若かったんだな

御預イートユーマディ: 1d100
ShinobiGami : (1D100) → 20

御預イートユーマディ: 20歳で

GM: いま100面振ったな!やめなさいまた事故るでしょ!

九十九梓: 1d100
ShinobiGami : (1D100) → 33

九十九梓: また中途半端なw

茅吹槙奈: 若造がぁって言われそう


GM: ここは、あの日の夜、あなたがたが月読たちを追い詰めた、廃墟のビルの屋上
GM: 世界の欠片がよどんだ夜空にきらきらとい散り、いっそ幻想的な風景である


GM: ぐるりと周りを見渡して、月読が、口を開いた

月読: 「まだだよ、まだ終わっちゃいない」
月読: 「君たちが戻ると言ってくれれば、まだやり直せる」

GM: そう言って彼は、あなたがたを見つめます

葉隠清三郎: 「戻る、だって? 面白い冗談だな」
葉隠清三郎: 学生服ではない、人の社会に溶け込むスーツ服だ
葉隠清三郎: 「人の心を弄り、現実を阻むその秘術を再び受けたいと思うものか」

茅吹槙奈: 片手に刀を携え、ふぅー…………と長く息をつく
茅吹槙奈: 「嘘だったか」 空に上げていた視線を対峙する二人の忍者に落とす
茅吹槙奈: 「愉快だね。あんなに楽しかった日常が、みんなとの時間が」
茅吹槙奈: 「嘘だったんだ」
茅吹槙奈: はは、と少し乾いた笑いを浮かべて、冷たい視線で月読と契兎を睨む

月読: 「嘘なんかじゃない、いや、もうすぐ嘘じゃなくなるはずだったんだ」

契兎: 「……最後だ……どちらにしても」
契兎: 「もう少しで時檻は完全に "閉じ" てしまうところだった」
契兎: 契兎はおずおずと口を開き、月読とあなたがたを交互に見ている

葉隠清三郎: 時檻の中でかつて恋していた契兎を寂しげに見る

契兎: その視線におびえたように身を震わせた

九十九梓: 「やり直せる、ねえ」

月読: 「そうさ、まだ壊れていない」
月読: そう言いながら月読は周囲に舞い散る光の欠片を指さし、次に九十九梓を指さす

月読: 「今はまだ、壊れていない」 そうだろ?

九十九梓: 「そうね、そうなんでしょうね」

御預イートユーマディ: 梓ーーー!?

茅吹槙奈: あずちゃん一体なにを

御預イートユーマディ: 「……ぁっ……ぅ……」 思い出を振り返る。仮初の日々を思い起こす
御預イートユーマディ: 「つく……よみぃィイ!」

月読: 御預の叫びには、深いため息をついて視線を投げる
月読: 「そんなに、怒ることないだろう?」

契兎: 「月読…もうやめよう!今なら逃げられる! もう!」
契兎: 契兎が耐えきれないように月読に声をかける

月読: 「嫌だね、もう、逃げ回る生活になんて帰りたくない」
月読: 「忍者の生活に何の未練がある?」

九十九梓: ていうか、秘密から考えるとこんなナリでサブカル大好きなんだよな月読…
九十九梓: 忍者の生活に疲れ果ててサブカルに走ったラスボスか

葉隠清三郎: PL的にはめっちゃ分かる

月読: 「君たちはどうなんだ? 帰りたいか? 元の世界に」
月読: 「斬っても、斬っても、斬っても斬っても! 終りなんてない! そこには安寧もなければ幸せもない!]
月読: 「私はもう、ほとほと、疲れ果てたんだ………」

茅吹槙奈: 「でも、私は御斎学園の生徒たちを守らなきゃいけないから」
茅吹槙奈: 「自分だけ偽りの世界に逃げ込むことはできないよ」
茅吹槙奈: 夢の中でも、ずっとそばにいた猫を足元から抱き上げる

葉隠清三郎: 「帰りたいともさ」
葉隠清三郎: 「凄惨で、無慈悲で、されど愛おしい」

九十九梓: 「……帰れるものならばね」

御預イートユーマディ: 「黙れ、黙れ、黙れェ!」
御預イートユーマディ: 「それで逃げ込んだ世界が人を誑かし、誘い、騙す嘘の世界?」
御預イートユーマディ: 「心を弄ぶだけ弄んで、人を慰み者にして……屈辱よ。どうしようもなく、貴方が憎い……」

月読: 「言いたい放題とはこのことだな……」 月読はちょっと悲しい顔をします

葉隠清三郎: 「例え嘘の世界が幸せそうに見えても、それは現実の残りカス」
葉隠清三郎: 「いいや、それ以上だ。人を怠惰へと誘う恐ろしい世界」
葉隠清三郎: 「……悪いが、月読契兎両名、討たせてもらう」

契兎: その言葉に、哀しい、哀しい目で葉隠を見つめました
契兎: 「……わかった、所詮…あなたは…敵だ…仕方ない」

御預イートユーマディ: 「それは叶わないわ、清三郎」
御預イートユーマディ: 「こうなった以上、あいつだけは……あいつだけは私がっ」
御預イートユーマディ: 月読の方を殺気混じりに見据える

月読: 「わかっては、もらえないか」
月読: 「……君は、どうなんだ、九十九梓」
月読: 「君は、どちらに与する?」

九十九梓: 「さて、どうかしらねえ」

月読: 「あそこはなににも囚われない、私たちのためだけの世界だ?」
月読: 「あそこでならば、これまで通りの日々が続く……どうだ?」

茅吹槙奈: 憤怒に燃える御預から、九十九に視線を移す
茅吹槙奈: (´・ω・`)九十九の秘密気になる

九十九梓: 誰も暴かねえんだもんwwwwwww

茅吹槙奈: 暴こうとしたじゃん
茅吹槙奈: 判定失敗したけど

九十九梓: 失敗されたけど

茅吹槙奈: 何もかもダイスが悪い

九十九梓: 「ところで、皆様方胡蝶の夢ってご存知?」
九十九梓: 「まあ、知っていても知らなくてもおなじことよねきっと」

契兎: 契兎が震えながら、苦々しい声で言います
契兎: 「私にとっては、胡蝶の夢なんかではなかった…!」

契兎: 「考え直してはもらえないか、月読…!お願いだから……!」

月読: 「お前だってあの世界で、人並みの幸せを夢見たくせに」 月読は鼻で笑います

契兎: 「やめて……!」
契兎: 「…我が使命…我が忠誠…我が…我が…わたしの…わ、わたしの」 絶望した顔でぶつぶつとつぶやいている

月読: 「おまえも、九十九も、好きなようにすればいい」

九十九梓: 「ええ、好きにさせてもらいましょう」

月読: 「全てを壊したいなら、私を倒してみろ」
月読: 「私は、あの世界を今度こそ完成させる」
月読: 「立ちふさがる者は、全員、倒すのみだ…!」

茅吹槙奈: 「……倒させないよ」 言葉を阻むように告げて
茅吹槙奈: 「だって、私が守るもの」
茅吹槙奈: 「生徒会長さまを舐めて貰っちゃ困るからね?」

GM: 彼らにかける言葉がもうないならば

葉隠清三郎: 殺り合うか!
葉隠清三郎: 「ああ、夢から醒める時だ」


御預イートユーマディ: GMGM

GM: 目付ね

御預イートユーマディ: 目付は効果発揮なしですかね やっぱり

GM: 本来的なルール裁定ではないんですが、差し上げましょう、月読の奥義のうちの「ひとつ」は

 御預イートユーマディにだけ、月読の奥義情報を1つ公開

御預イートユーマディ: ありがとうございます

GM: 本当はあの時の水波カヲルはただの一般人だから、取れないはずなんだけど
GM: まあ、もったいないしw

GM: 戦闘の説明がいまさら必要そうな方も居ませんね…?
GM: では、戦闘開始です!

葉隠清三郎: デュエル!

九十九梓: なんかちがうwwww

GM: 第1サイクル!プロット!俺のターン!



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